アドセンスのクリック率を上げるコツについて解説していきます。
アドセンスってなかなかクリックされないイメージですよね。
実際に、統計的にはAdSense広告は100人に1人ぐらいしかクリックしてくれない、と言われています。
[kjk_balloon id=”4″]それじゃあ全然稼げないじゃ~~ん[/kjk_balloon]
トレンドブログは主にアドセンスを主体とするクリック報酬型広告でマネタイズをする方法なので、広告のクリック率は死活問題!
同じPV数でも、クリック率が高ければ収益が増えるので、とても重要な要素になります。
アドセンスを含むクリック報酬型広告は、
ここに広告あるのでクリックしてね!
みたいな誘導をすることはできません。
(※絶対しないでくださいね!)
広告をクリックするかしないかは、あくまでもユーザー側に委ねられている、ということが大前提にあります。
その前提の元、サイト運営者ができる最適な施策を考えていく必要があります。
これはもちろんクリック率改善にもつながりますが、ユーザー目線で考えても重要なポイントになってきます。
これからお話する3つのポイントを抑えて、アドセンスのクリック率(CTR)を改善していきましょう!
アドセンスのクリック率はページCTRをチェック
アドセンスでは、
- クリック率
- ページCTR
という2つの数字がデータとして出てきます。
どちらもクリック率を表しているのですが、
結論から言うと、ページCTRをチェックすればOK!
[kjk_balloon id=”15″]アドセンスでクリック率、と言ったらページCTRのことを表していますね![/kjk_balloon]
分析するのも改善するのも「ページCTR」の値をチェックするようにしましょう。
クリック率とページCTRの違いはこちらに詳しく書いてあります。
▶【2020最新】アドセンス収益の見方!初心者が管理画面で最低限チェックするところまとめ
クリック率とページCTRの数値の目安となる基準値は?
クリック率=0.3~0.4%
ページCTR=2.0~2.5%以上
(当社比)
クリック率はあまり気にしなくてもOKですが、ページCTRが2.0%より低くなる場合は改善が必要です!
では、その改善ポイントを次で解説していきます。
トレンドブログにおけるアドセンスのクリック率を上げる3つのポイント
トレンドブログにおけるアドセンスのクリック率を上げるポイントは3つあります。
過去にわたしはこの3つのポイントを意識してCTRの改善を図ったところ1.5%以上の改善が見られました。
大きく改善しています!
クリック率を改善する3つのポイントを抑えて、CTR3.0%以上を目指しましょう!
(※他社の広告を導入している人はAdSenseのCTRは必然的に低くなるので、2.0~2.3%ぐらいであればOKです)
- 広告の数
- 離脱ポイントを踏まえた広告の位置
- ターゲット層に合わせたライティング
[kjk_balloon id=”2″]1つずつ解説していきますね![/kjk_balloon]
1.広告の数
過去のアドセンスは設置できる広告は3つまでと決まっていましたが、2016年8月中旬から広告設置数の上限が撤廃されました。
つまり2020年現在、1記事に入れられるアドセンスの広告の数に制限はありません。
だからといって、記事全面広告だらけ、みたいなサイトはGoogleからペナルティを受けますし、そもそもサイトが見づらくてユーザーのためになっていないですよね。
読みづらいブログや広告だらけのブログからは離脱されてしまいます。
Googleも広告の数に関しては以下のように言っています。
広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くならないようにします。また、コンテンツは、ページを訪れるユーザーの関心に合った、価値ある情報を提供するものでなければなりません。そのため、ユーザーにとって価値がほとんどないページでの広告配信と広告の過度な表示は、修正が行われるまで制限または無効にされる場合があります。
つまり、
広告の数はコンテンツとのバランスによって決まる、ということです。
具体的には、
- テーマで設定できる広告は設定しておく(目次の上、記事下、など)
- 文章中にもアドセンスの広告を入れる
ということを意識していくといいでしょう。
テーマによって広告を設定できる場所は異なりますが、こちらの図を参考にしてみてください。
- ブログタイトルの上
- アイキャッチ画像の下
- 目次の上
- 記事下
などのは広告を設置していきましょう。
文章中にいれる広告については次の項目で詳しくお伝えしていきます。
スマホビューに広告を設置するやり方はこちらを参考にしてみてください
▶アドセンス広告のクリック率を上げる広告配置!モバイルファーストビューに設置する方法
2.離脱ポイントを踏まえた広告の位置
ブログを読んだユーザーの行動を考えてみると、「離脱ポイント」というのが見えてきます。
例えば、
「こどもの日 食べ物 伝統」というキーワードで検索してきた人が一番知りたいことは何でしょうか?
[kjk_balloon id=”15″]キーワードそれぞれに検索意図があるので、それをしっかり読み取ります。[/kjk_balloon]
「こどもの日 食べ物 伝統」で一番知りたいことは、「こどもの日に食べる伝統的な食べ物」について、ですよね!
そして、記事の構成が
h2こどもの日とは
h2こどもの日に食べる伝統的な食べ物は?
h2こどもの日に行う伝統的なことって?
h2こどもの日まとめ
となっていた時、ユーザーはどこで離脱するでしょうか??
「伝統的な食べ物」について知りたかった人は、2番めの見出しを読んだら情報を得られたので満足する可能性がありますよね。
つまり、検索キーワードと一番関連のある見出しを読んで満足したら離脱する可能性が高くなる、ということを意味しています。
満足したユーザーが取る行動は、検索をやめる、つまりサイトから離脱していくことですね!
なので、この例の場合なら「2番めの見出しの終わり=3番めの見出しの前」
ここがキーワードに対する、その記事の離脱ポイント、ということになります。
この離脱されそうな位置に広告がないと、ユーザーは「離脱する」という選択肢一つになりますが、
この位置に広告が入っていれば、「広告を見る」Or「離脱する」、の二択を与えることができるようになります。
これが広告のクリック率を上げるポイントとなります。
[kjk_balloon id=”18″]・・・でも、離脱ポイントなんて難しくてわかんないよ・・・[/kjk_balloon]
と思うかもしれませんね。
なので、ブログ初心者の場合は
「見出し2の上にはアドセンスを入れる」
とおぼえておくといいですね!
なぜなら、見出しはSEO対策的には、狙っているキーワードで構成しています。
キーワード=読者が知りたいこと
なので、その見出しに入れたキーワードに対する答えが書かれている可能性が高い、
つまり、次の見出しへ行く前の部分が離脱ポイントになる可能性が高い、ということになるからです。
アドセンスでマネタイズをするなら自動広告は今すぐ切りましょう!!!
自動広告とは、Googleがあなたのサイトでよく広告がクリックされる位置を分析し、自動でその位置に広告を入れてくれる機能のことです。
[kjk_balloon id=”9″]よくクリックされる場所に表示してくれるなら、クリック率上がるんじゃないの?? [/kjk_balloon]
と思うかもしれませんが、
各記事によって見出しの数や構成は異なるので、A記事では適切だったけど、全く同じ位置に入れたところでB記事に最適な場所であるとは限りません。
自動広告を入れている人のサイトでよく見かけるのが
文章のど真ん中に広告が入ってしまってるケースですね。
これだと非常に読みにくいですし、すぐに広告だとわかるので、ユーザーも絶対にクリックしません。
広告を入れる位置は重要なポイントなので、面倒でも手動で入れるようにしていきましょう。
文章中に広告を入れるプラグインはこちらをおすすめしています。
▶アドセンス広告を文章中に設置する方法!プラグイン「WP QUADS」で簡単に!
3.ターゲット層に合わせたライティング
ターゲット層に合わせたライティングは非常に重要です。
例えば、
- 「仕事 やめたい」
- 「櫻井翔 彼女」
この2つのキーワード、それぞれのキーワードで悩みの深さが異なる、というのはなんとなく感じてもらえるでしょうか。
つまり、キーワードによってターゲット層が異なる、ということです。
「仕事やめたい」「離婚 財産分与」みたいに、人生に関わるような深い悩みに対しては、
丁寧なライティングだったり、情報量が増えたりして長文になってしまうこともありますが、
多少文字が多めでも悩みを解決しようと一生懸命文章を読んでくれたりします。
ところが、トレンドネタや芸能系のキーワードの場合、
ちょっと知りたいだけ!暇つぶしに読んでるだけ!もっと手軽に理解したい!など、「文章を読まない層」である可能性があります。
また、トレンドブログは大衆メディア、と言われるように、ターゲットが不特定多数であるがゆえ、偏ったライティングはできない、ということでもあります。
これはわたしのコンサル生の事例ですが、
1つの記事に対してライティング自体は丁寧でものすごくわかりやすい文章で読みやすいものではありましたが、
説明文が長く若干文字数が多かったコンサル生がいました。
その時のCTRは1.77%
「もう少しかんたんに書いてみましょう!」と文章の文字数を減らしたところ、
CTRが2.26%まで改善され、その後も2.5%以上をキープできるようになりました。
具体的に施したことは以下の通り。
- 文字を読まない層に対しては、視覚的にわかりやすいを意識する(箇条書き、適度な文字の装飾)
- 画像を適度に入れる
CTRの数値が改善した、ということは、読者が離脱することなくコンテンツを見てくれるようになった、ということを意味しています。
[kjk_balloon id=”15″]満足度が上がった!ということですね[/kjk_balloon]
このように、ターゲット層に合うライティングを心がけたことでCTRの数値が改善することがあるので、
広告の数や、離脱ポイントを意識した配置にしているにも関わらず、CTRが改善しない、ということであれば、
ライティングを変えてみる、ということもやってみましょう。
トレンドブログでAdSenseのクリック率を改善させるコツまとめ
トレンドブログにおけるAdSenseのクリック率を改善させるコツについてまとめてみました。
このブログにはどんな層のユーザーが訪れてくれて、どんな情報を知りたいのか、というところを意識して記事を作ることも、
クリック率を改善する施策としては大事になってきます。