アドセンス収益の見方ってわかりづらいですよね。
アドセンス管理画面で初心者が最低限チェックしておきたいところをわかりやすく解説します。
アドセンスブログを運営していたら、必ずチェックしておきたいのが「アドセンス管理画面」
ブログ始めたばかりの頃は、全部わからなくても大丈夫!
アドセンス収益の見方や、アドセンス管理画面で初心者が最低限チェックすればいいポイントをまとめました。
アドセンス収益は管理画面のどこでチェックできる?
アドセンス管理画面でチェックする項目は大きく分けて2つあります。
広告=広告を作成する
レポート=収益を確認する
広告は、アドセンスの広告枠を作成するときに使います。
広告の作成についてはこちらを参考にしてみてください。
▶【AdSense】広告ユニットの種類と作成手順|
アドセンス収益を見るためには、2つの方法があります。
ホーム画面
簡単に広告全体の収益だけをチェックするのであれば、「アドセンスのホーム画面」をチェックするだけでもアドセンス収益を確認することができます。
①見積もり収益
ここで収益額が確認できます。
本日(現時点まで)
昨日
過去7日間
今月
過去28日間
のデータが出ています。
②残高
その月に振り込まれる予定の金額がわかります。
3つの○をクリックすると、毎月の振り込まれた金額の情報を見ることができます。
アドセンスレポート
広告枠ごとの収益やクリック率などのデータまでチェックしたいときはアドセンスレポートをチェックします。
アドセンス収益の見方!初心者が最低限チェックしておきたいことは5つ
アドセンス収益の見方ってわかりずらいですが、ブログを始めたての初心者の頃は覚えておけばいいことは以下の5つだけです。
見積もり収益
→収益の見積金額
ページビュー
→広告が貼ってあるページへのアクセス数
ページCTR
→広告のクリック率
ページRPM
→1000PVあたりの収益額
CPC
→広告のクリック単価の平均(円)
1つずつ解説していきます。
見積もり収益
実際に入ってくる予定の金額です。
誤ってクリックされたものなどが差し引かれた後、収益として確定します。
これがアドセンス収益額になります。
ページビュー
PV数、つまりアクセスされた数、ということです。
アドセンスのPV数は、アドセンスが表示されたら1カウントになるため、アナリティクスのPV数より少なくなります。
(アナリティクスはトップページが表示されたら1カウントになり、アドセンス広告の表示とは無関係なので)
ページCTR
広告のクリック数をページビューで割った値がページCTRになります。
意外と知らない!クリック率とページCTRの違い
クリック率とは
クリック率とは、表示された広告がクリックされた頻度を示す割合です。
特にアドセンスの場合、クリック率という数値はアドセンス広告が表示された回数あたりのクリック率を表しています。
- クリック率%=(アドセンス広告のクリック数/アドセンス広告表示回数)✕100
例えば、
アドセンス広告が3つ貼ってある記事が100回閲覧されて、そのうち1回クリックされたときのクリック率を計算してみます。
アドセンス広告のクリック数→1回
アドセンス広告の表示回数→3つの広告が100回閲覧されたので=3回✕100=300回
クリック率=(1/300)✕100=0.33%
となります。
ページCTRとは
ページCTRとは、1PV当たりのアドセンス広告のクリック率のことを指しています。
- ページCTR%=(アドセンス広告のクリック数/ページビュー数)✕100
例えば、
アドセンス広告が3つ貼ってある記事が100回閲覧されてそのうち1回クリックされたときのページCTRを計算してみます。
アドセンス広告のクリック数→1回
ページビュー数→100回閲覧された=100PV
クリック率=(1/100)✕100=1.00%
となります。
[kjk_balloon id=”15″]「アドセンスが100人に一人しか踏まれない」と言われる所以はページCTRの考え方に基づいています[/kjk_balloon]
つまり、100PV集まったら1回ぐらい広告が踏まれる可能性があるよ、ということを表しているからですね。
クリック率とページCTRの違いって?
クリック率とページCTRの違いは以下の通り
クリック率=広告の表示回数に対する割合
ページCTR=PV数に対する割合
要は、比べる数値が異なる、ということですね。
クリック率は、広告の表示回数や実際に貼っている広告の数によって変動しますが、CTRはPV数によって変化します。
収益に関しては、PV数と関連しているページCTRの数値を分析することが大事になります。
表示回数とPVの違いって?
表示回数=広告が表示された数
すなわち、1記事に広告が5個貼ってあれば、100回閲覧されたら500回、ということになります。
PV=閲覧された数
なので、1記事に広告が5個貼ってあって、100回閲覧されてもPVは100PV、ということになります。
ページのインプレッション収益=RPM
PRMは収益の分析をするために重要な数値になります。
CPC
CPCはクリック単価のことです。
広告が1回クリックされるたびに発生する収益となります。
アドセンス収益のレポートをチェックする手順
アドセンスのレポートをチェックする手順を解説します。
レポート画面の右上に日付や期間を設定できるところがあります。
デフォルトでは直近の7日間になっているので、分析したい好きな期間を選択します。
1ヶ月のデーターを分析したい場合は、既定の期間にある、先月を選ぶといいでしょう。
最低限確認すべきポイントは
①見積もり収益
②ページビュー
③RPM
④CTR
⑤CPC
でしたね。
レポートの中から一つ一つ確認してもいいのですが、各数値がバラバラに配置されているため使い勝手があまり良くありません。
そこで「カスタム」のタブを編集します!
カスタムタグのプラスをクリックすると、ここに入れたい項目が編集できます。
チェックしたい項目
- 見積もり収益額
- ページビュー(PV)
- ページCTR
- ページのインプレッション収益(RPM)
- CPC(クリック単価)
この5つにCHECKを入れます。
最後に保存します。
[kjk_balloon id=”15″]カスタムのタブを開けるだけで、自分のみたい項目がチェックできるので便利ですね![/kjk_balloon]
アドセンス収益を分析するためにやっておきたいこと
アドセンス収益を分析するためには、広告枠をそれぞれ別々に作成しておくことです。
アドセンスの「広告ユニット」というレポートを開いてみてください。
ここでは、各広告枠でどのぐらいの収益が出ているのか、どのぐらいクリックされているのか、という
収益性を高めるために重要な情報を得ることができます。
同じコードを使って広告を作成してしまうと、全てのデーターが統一されてしまい、
どこの広告がどれだけクリックされているか、という分析ができなくなってしまいます。
ブログが伸びてきた後は、収益性を上げていくためにも、広告の分析は欠かせません。
広告枠は、わかりやすい名前をつけて、後で分析できるようにしておくことをおすすめします。
広告の作成方法についてはこちらを参考にしてみてください。
▶【AdSense】広告ユニットの種類と作成手順|